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CATALYST 特集

低温排熱回収技術に挑む注目スタートアップ特集

産業プロセスなどで発生する、これまで有効活用されてこなかった低温排熱を回収・再利用する技術が注目されています。本特集では、300℃以下の低温排熱から効率的に電気エネルギーなどを回収する革新的な技術を持ったスタートアップ企業を紹介します。

掲載 1最終更新: 2026年6月11日

産業界における省エネルギーや脱炭素化の推進に伴い、工場やプラントなどから排出される熱エネルギーの有効利用が強く求められています。しかし、排出される熱の多くを占める300℃以下の低温排熱は、従来の技術では効率的な回収が難しく、経済合理性が合わないことから、その大部分が未利用のまま大気中に廃棄されてきたという大きな課題があります。

この課題を解決する鍵として期待されているのが、熱を直接電力に変換する熱電発電技術の進化です。特に、熱源となる配管などの複雑な形状に隙間なくフィットさせ、熱伝導のロスを最小限に抑えるアプローチが重要視されています。

本特集では、独自の柔軟なモジュール技術を用いることで、これまで活用が困難だった低温排熱から高効率に電力を回収する革新的なスタートアップの技術を紹介します。従来の限界を打破し、未利用熱を価値あるエネルギーへと変換する最先端の取り組みとその可能性に迫ります。

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株式会社Eサーモジェンテック

この膨大な未活用エネルギーを効率的に電気エネルギーに変換し回収することで、持続可能な社会の構築に貢献することを目指している。

極薄で自在に曲げられる独自のフレキシブル熱電発電モジュール「フレキーナ®」を開発。従来の硬いセラミック基板とは異なり、工場の配管などの曲面に隙間なく密着させることができるため、熱回収効率を従来比で約2〜3倍に高めることに成功しました。この高い密着性と熱回収効率により、これまで経済合理性の観点から活用が困難だった300℃以下の低温排熱から、実用的な発電を可能にしています。

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