CATALYST 特集
透明太陽電池の開発に取り組む注目スタートアップ特集
ビルの窓ガラスや室内光などを活用して発電する、透明太陽電池や光発電技術の開発が進んでいます。本特集では、エネルギーの地産地消やIoTデバイスの自立電源確保を目指し、次世代の発電技術を開発する注目のスタートアップ企業を紹介します。
脱炭素社会の実現に向けて再生可能エネルギーの導入が急がれる中、従来のシリコン系太陽電池は設置場所の確保や景観への影響といった課題を抱えています。こうした課題を解決する次世代技術として期待を集めているのが、光を透過させながら発電を行う「透明太陽電池」です。ビルの窓ガラスや建物の外壁、さらには室内空間など、これまで発電に適さなかった場所をエネルギー創出の場へと変えるポテンシャルを秘めています。
本特集では、この透明太陽電池の領域で革新的なアプローチを試みるスタートアップ2社を紹介します。太陽光に含まれる赤外光を選択的に吸収して発電と遮熱を同時に実現する技術や、特殊なナノ素材を活用して無色透明な発電や室内などの極低照度環境での発電を可能にする技術など、各社が持つ独自の強みと技術的特徴を解説します。エネルギーの地産地消や都市型発電の未来を拓く、最先端の取り組みに注目です。
株式会社OPTMASS
ビルの窓ガラスが発電所となり、エネルギーの地産地消を実現する
独自の「熱線制御技術」を強みとし、太陽光の約44%を占める赤外光を選択的に吸収して電力に変換する透明太陽電池を開発しています。可視光を透過させることで高い透明性を保ち、景観を損なわずに窓ガラスでの発電を可能にします。さらに、熱線を遮蔽する効果も備えているため、発電だけでなく室内の空調負荷を低減する省エネ効果を同時に実現できる点が大きな特徴です。
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見えない光でも発電する物質を世界で初めて開発
人工水晶(二酸化ケイ素)をナノレベルで加工した特殊な物質をコア技術とし、2つの独自製品を展開しています。景観を損なわない無色透明性と発電機能を両立させた「SQPV」と、室内光のような微弱な光でも高い効率で発電できる「SQ-DSSC」を開発。従来のシリコン系太陽電池では設置が難しかった場所や、極低照度環境での新たなエネルギー活用シーンを開拓しています。
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エネルギー・脱炭素の注目スタートアップ特集
持続可能な社会の実現に向けて、エネルギー分野の変革や脱炭素(カーボンニュートラル)への取り組みが急務となっています。本特集では、再生可能エネルギーの普及、温室効果ガスの可視化、CO2回収技術など、気候変動対策に挑む注目のスタートアップ企業を紹介します。
10社
半固体電池開発に取り組む注目スタートアップ
安全性やエネルギー密度の向上に寄与する次世代電池として注目を集める半固体電池。本特集では、大学発の独自技術を活用して半固体電池の研究開発や試作開発を進める注目のスタートアップ企業を紹介します。
1社
シリコン負極電池開発に取り組む注目スタートアップ
次世代の二次電池として期待されるシリコン負極電池。本特集では、高いエネルギー密度と安全性を両立するシリコン電極技術や新世代二次電池の開発に取り組む注目のスタートアップ企業を紹介します。
1社
エネルギーハーベスティング技術を開発する注目スタートアップ
身の回りの微小なエネルギーを電力に変換するエネルギーハーベスティング(環境発電)は、IoT社会の進展や脱炭素化に向けて注目を集めています。本特集では、振動や光、電磁波などを活用した自己発電技術やバッテリーレスデバイスを開発する、注目のスタートアップ企業を紹介します。
3社