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CATALYST 特集

空間伝送型ワイヤレス給電技術を開発する注目スタートアップ

配線やバッテリー交換の手間を解消する技術として期待される、空間伝送型ワイヤレス給電(WPT)。本特集では、マイクロ波などを活用して離れた場所へ電力を送る技術を開発する、注目のスタートアップ企業を紹介します。IoTセンサーの普及や工場の自動化を支える次世代の電源インフラ技術に迫ります。

掲載 2最終更新: 2026年6月11日

近年、IoTデバイスの普及や産業機器の自律化に伴い、従来の電源ケーブルやバッテリー交換の手間を解消する技術として、ワイヤレス給電への注目が高まっています。特に、従来の電磁誘導方式が数センチメートル程度の近距離に限定されていたのに対し、空間を隔てて電力を届ける「空間伝送型ワイヤレス給電」は、配線の制約を根本から解決する技術として期待されています。

本特集では、この空間伝送型ワイヤレス給電の領域で革新的なソリューションを開発するスタートアップ企業を紹介します。電波やマイクロ波を活用し、数メートルから十数メートルにおよぶ長距離給電や、移動体への給電、高い電力変換効率を実現する各社の独自技術に迫ります。配線や電池交換の課題を解決し、真のワイヤレス化や物理空間のデータ活用を推進する最先端の取り組みをご覧ください。

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株式会社Aeterlink

ワイヤレス給電で配線のないデジタル世界を実現する

スタンフォード大学発のスタートアップで、電波を用いた空間伝送型ワイヤレス給電ソリューション「AirPlug™」を展開しています。最大17メートル以上の長距離給電に加え、移動体に対しても給電可能な低い角度依存性を実現している点が特徴です。送電機やセンサー、データ活用プラットフォームを連携させることで、物理空間の情報を価値あるデータとして活用する仕組みを構築しています。

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株式会社Space Power Technologies

どこでもエネルギーを使える社会を実現する

京都大学の宇宙太陽発電所の研究を源流とし、マイクロ波を用いた空間伝送型ワイヤレス電力伝送技術を開発しています。数センチメートルに限定される一般的な電磁誘導方式とは異なり、数メートル離れた場所への長距離伝送が可能です。競合するマイクロ波方式の中でも、独自設計によって従来比約2,400倍の電力供給能力と、極めて高い電力変換効率を実現している点が大きな強みです。

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